初詣と尊敬する人☆


  え~年があけて約1週間がすぎましたね。みなさん良いお正月を過ごせたでしょうか?もう学生たちも今日から学校が始まったのかな?ワンは正月は仕事と飲みと唄と大変忙しかったため、一昨日やっと初詣に行ってきました。

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  これはワンの地元浦上町にあります昔の平氏の平有盛をまつってる有盛神社です。ちなみに龍郷町戸口には平行盛、カケロマ島には平資盛神社があり、みんな親類になってます。ってことはこの奄美は800年の歴史にもなる平家伝説のゆかりのある島でもあるのです。浦上の人たちによってこの有盛神社は昔から大切にされてきてます。


     

 話はうってかわりますが、この素敵な笑顔のおばあさんをみなさんご存知でしょうか?
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   この方は瀬戸内町網の子出身で現在は名瀬に御住まいの大御所唄者森チエさんです。
 ちなみに大正9年生まれです。ってことは!?今年数えの89歳!!とのこと!!(間違ってたらすみません。)
 実は昨日この森チエ姉の家に行ってきました。チエ姉とは前から一緒に唄遊びをしたり、舞台で一緒に歌ったりと大変日ごろお世話になってます。一緒に歌うのも非常に恐縮で光栄なくらいすごいシマ唄界の大先輩です。現在の奄美のシマ唄を歌ってる方々はみんなそう思ってると思います。

  そこで何でワンがこの新年早々このチエ姉の家にお邪魔したかというと、以前にチエ姉とある舞台で一緒に歌った時にふと控え室でチエ姉が鼻唄を歌ってた。その旋律は間違いなくシマ唄なのだが、全くワンが耳にしたこのない歌だった。

   ワンはこれでも一応いろんな人の唄を聞いてきて、自分のレパートリーは約50曲ちょっとでまだ自分が歌えない歌も唄の存在とかはだいたい知ってるのだが、このチエ姉が鼻歌で歌った歌は全く聞いた事のない唄だった。

   そこでワンがチエ姉に「なま、ナンが歌った歌やぬっちゅん唄だりょんな!?」(今あなたが歌った歌はなんっていう歌ですか!?)
  と聞くと、チエ姉も「この唄は昔自分のおじいちゃんが教えてくれた唄で今は多分誰も知らない歌よ~不思議と本当に誰に聞いても知らない。なんか唄が流行らなかった意味があったんだろうかね~。」

  すごく意味深は発言・・・・ワンはこのチエの言葉と唄がずっと気になっていて前からこの唄とその意味を聞かせてほしいと思い、チエ姉と連絡をとっていたのだが、中々予定があわなかった。。そこで昨日お互いに予定があったので行ってきてたくさん聞かせて勉強させていただきました。

 なんでワンがこの唄にここまでこだわるのか?それは多分もうこの唄はチエ姉の頭の中でしか生きてない。そう思ったからだ。だったらもう一回チエ姉にこの唄を教えてもらってもう一回この唄を復活させたい。そうする事でこの唄を教えてくれたチエ姉のおじいさんも喜んでくれるんじゃないか?そう思ったからだ。多分こういった形で消えていった歌も少なくはないはず・・・・
チエ姉はやっぱりすごい・・・・本当にすごい・・・・・






             何がすごいのか・・・・・?



    このチエ姉は唄はもちろん素晴らしいし、たくさん唄の知識ももってるのはもちろんなのだが、何よりも素晴らしいのはこの人の「心」である。とワンは思う。

    どんな時も家に行ったら笑顔で迎えてくれ、お茶と黒砂糖、そのほか他島料理を用意してくれる。そして89歳にもなって今でもこんなに自分が元気でいられるのは唄のおかげ。そして周りのみんなが本当によくしてくれるおかげ。あんたなんかも唄が上手になっても心優しく。その気持ちを忘れるなよ。と、この事を常に言うのだ。

    
   こういった素晴らしい気持ちを今でもずっと変わらずもてるから周りも大事にするし、すばらしい唄も歌えるのだと思う。ワンがこの年になった時にこういった気持ちをもてているだろうか?いや・・・その前に死んでるはず・・・・

    2時間おたがいにいろいろ歌ったりお話をしたりして帰り際に「チエ姉!!」と言ってカメラをむけたらハニカミながらもポーズをとってくれました。

       
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    心がにじみでてますわ・・こういった人間になれたらいいですね。
  
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by shingomaeyama | 2008-01-08 23:43 | 私事
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